基本解説
太陽線は他の線と同様に、まっすぐ明瞭に、太く強く生じるのを最上の線とします。
今回ご紹介するように、線自体が真っ直ぐでなく、曲がりくねっているような状態である場合、太陽線の持つ成功・名誉といった意味は不安定なものになってしまうわけです。
例え一時的に金運や名声が上がったとしても、その成功は不安定な物となるでしょう。
例えば、係長に出世したものの不祥事の責任を取られてすぐに降格してしまったり、商売がようやく安定して収入も増えてきたと思ったら、客の入りが不安定で収入が安定しなかったり、といった具合ですね。
ですが太陽線とは変化に富んだ線ですので、心がけ次第で良い線へと変化していくでしょう。
この蛇行した太陽線とともに、運命線もまた蛇行していたり、切れ切れだったりする場合、運勢が安定しないことを意味しています。
妨害線や島・鎖状態など、不安定やトラブルを意味する線を持つならば、成功の後の失敗・失敗の後の成功を繰り返しやすいといえます。
またこのタイプのはマスカケ線を持つ人もおられると思います。
マスカケ線自体が成功と失敗を繰り返しやすいとされる線ですので、不安定な境遇に身を起きがちといえるでしょうね。
関連する相
運命線
運命線は太陽線と姉妹線になりますが、この太陽線と運命線が図のようにうねっていたり切れ切れであったりすれば、社会的に不安定な境遇に身を置くことになるでしょう。
財運線
財運線と太陽線は関係が深いですが、うねった太陽線とともに財運線が切れ切れであったり、乱れていたりすれば、これもまた不安定な境遇故に収入が不安定となりやすい境遇になることを意味しているわけです。
グリルとうねった太陽線
太陽線は様々な変化をする線ですが、グリルとこのうねった太陽線が組み合わさった場合、不安定ながらも様々なアイデアを同時に収益と結びつけていくため、結果として不安定さは改善されていくでしょう。
ストーリー解説
さて今回は不安定な運勢を持つ人の手相を想定して描いてみたよ。
お題にあるように「うねった太陽線」を元に、不安定要素を組み合わせてみた。
ているさん、こんにちは。
不安定な運勢を持つ人の手相って、案外多いんですよね。
そうだねきよわちゃん。
実際手相鑑定をしてきて画像のように切れていたり、蛇行していたりする緑色の運命線をもつ人は結構いたお。
派遣やバイトなどの非正規を転々としている人だったね。大変そうだったよ。
はぁ、やっぱり非正規だと運命線は乱れやすくなるんですね。
画像で見ると緑色の運命線が不安定なのは不安定な境遇を意味してそう。
また25歳頃で切れているからこの時期でリストラにでもあったのかね。
そうだねぇ、画像のタイプの人は~35歳頃まで不安定な状態が続くね。
知能線との交点まで緑色の運命線が続いて止まってるでしょ。
自身の頭の足りなさから仕事を失い路頭に迷うのかね。
ているさん、割とそれキツいですよ(´・ω・`)
ただまぁ実際、社会に出てから目的意識もなく非正規で仕事をしてるような人は、そういった境遇になりやすいかもですねぇ。
そうだねぇ、ただまぁ今回はそれだけじゃ可愛そうなんで、この人の救いを35歳以降に求めてみるよ。
水色の運命線が知能線から生じているけど、これが強くまっすぐなんだ。
そして知能線との交点付近から開運線っていう青色の運命線の分岐線を描いた。
開運線は確か成長著しい線でしたよね。
今回は太陽丘へと向かっていくから、自分自身の才能を生かした分野での活躍が、今後は期待できるってところですか。
そうやってみると35歳までは不安定な境遇で大変だけど、35歳以降はいい運勢と言えそうですね。