運命線

運命線の起点部分が生命線に寄る

運命線の起点部分が生命線に寄る

基本解説

運命線の起点部分は運命線の流年法によると若年(20歳前半)を表しています。

運命線が生命線よりに寄るというのは、身内による何らかの影響を意味しています。
(運命線が月丘よりに寄るのは他者からの影響)

この影響は親から門限を厳しく規制されたり、厳しいしつけを受けたりと家族・主に親から受ける多大な影響がこの人の運勢に強く影響しているのです。

私の知り合いの和尚さんにこの相があります。

非常にお金持ちの家にうまれた方だったのですが、小学生時代に事業が破綻し、一転して貧困となったそうです。
お金がないため、仕方なく奉公に出て、学生なのに働いて家にお金を入れながら、兄弟や母を収入面で支えたという辛い境遇を語られました。

運命線の基本ですが、運命線の起点は手首側で、小指下の月丘方面から生じれば赤の他人からの影響を表します。
逆に親指側(金星丘)から運命線が生じれば、身内・家族・親族からの影響を意味します。

なので画像のような相の場合、若年のある時期より運命線が身内・家族を暗示する親指側によるために、身内からの強い影響がその時期に生じる、と見るわけです。

その運命線のうねりの時期に妨害線があれば、それはその人にとって非常に辛いトラブルがきっかけとなるでしょう。

生命線側に寄るその時期にがあれば、その期間は運勢が圧迫されたかのような非常に辛い、しかし逃げることもできない境遇が長期間に渡り続くことを意味しています。

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