生命線

短い生命線を補佐する運命線

短い生命線を補佐する運命線

基本解説

生命線が短い場合でも、運命線が生命線の短さを補うケースがあります。

図のように力強い運命線が生じており、短い生命線から斜めに運命線に向けてリンク線が生じているケースです。

この相は、運命線の力強い運気が、生命力の弱さを補うと見ます。

生命線と、運命線とが一体化しているようなこの相は、往々にして見ます。
私はこの運命線を持っている人に対しては「長生きしたければ働きなさい」と伝えています。

この相を持つ人は、世界に役割がある限り、その生命が続きます。
自身の役割を失った時点で、この人の寿命は尽きるのです。
故に、この相を持つ人は走り続けなければならないしんどさがありますが、己の使命に燃え、その道を貫き通すことで、天に対して「俺はまだこの世に役割がある。だからまだ寿命をくれ!」と叫ぶことができるというわけですね。

手相というのは面白いもので、役割を与えられて生まれてきた人と、生まれた時点では役割を与えられていない人がいることが、明確に現れています。
というのも、幼子の手を見ると、役割を与えられて生まれてきた子供には、生まれた時点ですでに運命線が明瞭に刻まれていることが理由です。
ですが、逆に新生児に運命線がなくても、それは決してこの世をすぐに去ってしまうという意味ではなく、生きながら様々なことを学び、自分自身の使命を見つけ出していくという事になります。

私はよく「子供が生まれました。手相を見てください」とお母様から依頼を受けることがありますが、基本的にはお断りしています。
理由は上で述べたとおり、生まれる前に役割を持っている人と、生まれた後に役割を見出す人、そして今回のように寿命制限が設定されているがこの世に役割見出すよう自身が努力する事により、寿命が増えるタイプがいるためです。

写真

●短い生命線を補佐する運命線の写真

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