死相

運命線及び生命線が妨害線(障害線)で断ち切られる

運命線及び生命線が妨害線で断ち切られる

基本解説

私は現実に、死相と言われる相を3件見ています。
そのうちの1件が、この画像のように運命線生命線が強い妨害線で断ち切られてしまうものです。

私は前職で大手自動車メーカーの下請け工場で生産技術・設備保全として勤務していました。
その工場は鍛造加工という1250度まで熱せられた鉄を巨大なエアハンマーで成形するという大変危険な工程があります。
今回紹介するのは、その鍛造工程の職長(Tさんとします)をしておられた方の手相です。

私は設備保全の主任という立場上、各部署の職長さんと飲みに行く事が頻繁にありました。
飲み会の席で私が手相を見れるのだという事を話したとき、「では見て貰おうか」とTさんが寄ってきました。
私はTさんの手相を見たところ・・・・どうみても運命線と生命線が太い妨害線で断ち切られている。
時期的に50歳をやや過ぎた頃で、Tさんに年齢を聞くと「今は50歳だ」との事。

私はTさんに、十分安全作業に勤めるように言いましたが、その3年後、Tさんは仕事の最中に亡くなられました。
その死因たるや凄まじく、エアハンマーの衝撃により金床(金型)が破損、10cmを越える長さの破片が弾丸状になり胸を貫き、出血多量でほぼ即死という惨状でした。

この事件が起きる前、私は心身の不調で休職しており、休職からようやく復帰した後にこの出来事が起きて「あぁやはりこの会社に戻ってくるべきではなかった」と転職を強く決意しました。
この事件が起きた時は元部下が私の変わりに保全の主任になっていましたが、立て続けに労働災害がこの時期起きており「Tさんは大丈夫かな・・・」と思っていた矢先の事でした。

私はこの事故の時、10年前に親友がバイク事故で死ぬ前に、彼に死相が出ているのを彼に告げることが出来なかった。
今回は注意を促すことはできたけれど、その結果を回避することはできなかった。

この事件以来、私は未来に起きるであろう災難に対し、出来るだけの事はしようと強く思ったのでした。

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